復刻
2008年ごろまで北イタリアで製造されていたLEGGERA。当時はコアなファンがいる中、製造していた工場の廃業と共に製造中止となり、市場に流通することはなくなってしまいました。この度、このチェアのデザイナー、マリオ・カバスの協力を得て北イタリアのウーディネの工場で復刻を致しました。
軽々
leggeraはイタリア語で「軽い」を意味します。ウッドシートタイプは重量2.9kgほどしかなく、現在80歳を超えるマリオ・カバスはジオ・ポンティによって1957年にデザインされたアームレスチェア「スーパーレジェーラ」に敬意を捧げこの名前を付けました。
筋交い(すじかい)
座下に建築の工法を取り入れ、クロスしたデザインが見事に成立しており、堅固さと軽さの完璧なバランスが絶妙なチェアとなっています。コントラクトユースでもお使い頂けるほど充分な強度を持ち合わせております。イタリアの強度試験基準機関であるCATASの設立メンバーで、家具職人でもあるマリオ・カバスだからこそできた木のポテンシャルを最大限に引き出したデザインのチェアです。
バリエーション
アームチェアとしては小さめでコンパクトな空間にもお勧めです。仕様は、ウッドシートタイプと張り込みタイプの2種があり、ファブリックを変えることで様々なシーンでのコーディネートが可能です。フレームカラーは、ナチュラル、ブラウン、ブラックの3色展開で、以前にはなかった座面張込対応とブラックフレームも是非ご検討下さい。
ミニマルデザイン
上部と下部のUの字の曲木はラミネート(貼り合わせ)することで曲げ加工をしており、一般的な無垢材を曲げる方法の曲げ木よりもロスの少ない工法を取り入れています。構成されるパーツも最小限に、タイムレスなデザインも魅力です。脚先には樹脂カバーが付いており、床材をカバーできるようになっております。
DESIGNER
MarioCabas
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家具のデザイナーでもあり職人。
イタリアの強度試験基準機関であるCATASの設立メンバーであり、自身が作る家具に対しては、必要以上に強いるストイックな人物でもあります。
日本が好きで、ミニマルデザイン、文化、生活の仕方、家の内部や庭園全てに惹かれている。
2024年のミラノサローネ会期中には、ミラノ近代美術館で建築家のフランチェスコ・ロタが監修した「建築家の家」というインスタレーションが開催され、マリオ氏のデザインしたテーブルが展示されました。マリオ氏はセイアローズが推しているデザイナーの一人です。
LEGGERAに関しては、日本市場を考えて開発している。