不等厚な座面
一見すると薄い板を曲げたようなデザインですが、負荷のかかる部分を厚くする事により、強度を確保した不等厚成形樹脂を使用しています。
唯一無二のフォルム
座面は一端を固定して、他は支点を設けない構造形式(カンチレバー構造)を採用しています。脚部がカンチレバー構造をしているチェアはよく見かけますが、座面パーツとしてカンチレバー構造になっているのは、このチェアならではの特徴です。
脚のデザインにも拘りを
バースツール3本脚で脚元をすっきりとさせたデザインです。脚元で設置面を4か所つくることで、パイプ径の細いスチール脚&3本脚のデメリットとされる安定性への不安をなくし、高い安定性が実現しています。
2種の高さを用途で選べます
木脚とスチール脚ではSHの高さが異なります。木脚タイプは高さ950㎜前後、スチール脚タイプは高さ1050㎜前後のカウンターとの組み合わせが最適です。
DESIGNER
Harry-Paul
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活気に満ちた21世紀のデザインの手本であり、不可思議な物体を商品に投影させることで知られているHarry-Paul のデザインは、素材、技術、形状に集中して取り組んだ結果といえます。彼は幅広い分野で活躍しており、それは家具、照明、テキスタイル、時計、ゴルフシューズ、ユニークな彫刻まで多岐に及びます。
Harry-PaulはオランダのBredaで1966年に生まれ、デザインアカデミーEindhoven(旧AIVE)で学位を取得した工業デザイナーです。1992年に卒業する前にLidewij Edelkoort と Axel Enthovenの下、ヨーロッパデザインコンペティションで一位を獲得しました。彼の創造性は、ファッションやジュエリーに関しては母方から、建造物に関しては余暇に自分たちの手でスピードボートやトレーラーハウスを作り上げた父方から受け継いでいるのでしょう。